英語で伝える!「いいところに気がついたね」のスマートな表現と使い方

相手の鋭い指摘や、物事の本質を捉えた発言に対して「いいところに気がついたね」と伝えたい時がありますよね。
英語では 「That's a good observation.」というフレーズがぴったりです。
この記事では、この基本的な表現の意味合いから、具体的な会話例を通して、より自然で効果的な使い方を解説します。

目次
「いいところに気がついたね」の英語
【フレーズ】That's a good observation.(いいところに気がついたね)
【例文】
A: Why do you think the cat is sitting near the door?
(どうして猫がドアの近くに座っていると思う?)
B: Maybe it's waiting for someone to open it.
(たぶん誰かがドアを開けるのを待っているんじゃないかな。)
A: That's a good observation. I think you're right.
(いいところに気がついたね。たぶんその通りだと思うよ。)
【説明】
「observation」には、「観察、観測」という意味がありますが「見解、所見、目の付け所」という意味もあります。
「That's a good observation. 」なら「それはよい見解/目の付け所だね」という意味ですね。
誰かの意見や考えが正確だったり、よく物事を見ていたりするときに使えます。
フォーマルにもカジュアルにも使える表現です。
A: Why do you think the flowers in this garden are so colorful?
(どうしてこの庭の花はこんなにカラフルなんだろう?)
B: Maybe they planted different kinds to attract more bees.
(たぶん、もっとたくさんの蜂を引き寄せるために、いろんな種類を植えたんじゃないかな。)
A: That's a good observation. It makes sense.
(いいところに気がついたね。納得できるよ。)
なお、「That’s a good point.」という言い方もよく使われます。
「いいところに気がついたね」の英語まとめ
この記事では、「いいところに気がついたね」という日本語のニュアンスを持つ英語表現 「That's a good observation.」 について、例文を交えながら解説しました。
相手の洞察力や着眼点を褒めるこのフレーズは、コミュニケーションを円滑にする上で非常に役立ちます。
ぜひ、日常会話やビジネスの場面で活用してみてください。
【編集後記】
「やる気はあるけど、勉強する時間がない」
この言葉を口にしたことはありませんか?
週5日、フルタイムで働きながら家事もこなし、さらに勉強までして、結果を出し続けている人がいる一方で、いつの間にか時間を使い果たし、勉強時間を確保できず、いつも「時間がない」と言い続けている人がいます。
この違いは一体何なのでしょうか?
「協力してくれる家族がいるから?」
「邪魔をする人がいないから?」
「生まれつき頭が良いから?」
もちろん、これらの要素も影響することは確かです。
しかし、これらはあくまで一部分であり、英語学習の成否を決定づける絶対的な要因ではありません。
たまたま恵まれた環境の人を羨ましがっても、意味がありません。
大切なのは、与えられた環境の中で、最大限の結果を出せるように工夫することです。
では、「やる気はあるけど、勉強する時間がない」という状態を打破する最善の方法は何でしょうか?
それは、
「時間があるときに勉強する」
のではなく、
「勉強するための時間を 最初に 確保し、残りの時間で他のことをする」
というように、優先順位を根本から変えることです。
この考え方を、「7つの習慣」の著者、スティーブン・R・コヴィー博士は、バケツと石の例えで説明しています。
———-
バケツ:あなたに与えられた時間
石:出来事や行動、仕事など
※
大きな石= 重要な仕事
小さな石= 重要度の低い仕事
———-
と考えてください。
さて、あなたは様々な大きさの石をどのようにバケツに入れますか?
もし、小さな石を先に入れてしまったら、バケツの半分くらいはすぐに埋まってしまいます。
すると、大きな石を入れるスペースがなくなり、大切なことをする時間がなくなって、先送りせざるを得なくなります。
では、大きな石と小さな石の両方をバケツに入れるにはどうすれば良いでしょうか?
答えはシンプルです。
「大きな石を最初に バケツに入れ、その後で小さな石を入れる」
こうすることで、バケツのスペース、つまり与えられた時間を最大限に活用できるのです。
「時間があるときに…」と考えている限り、時間を作ることはできません。
最初に、大切なこと(英語の勉強)のための時間を確保し、残った時間で他のことをする、というように優先順位を入れ替えてみてください。
すると、不思議なことに、今まで不可能だと思っていた勉強時間を確保できるようになるはずです。
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