困っているときに誰かから助けてもらったとき、そのサポートに対して「とても助かります」と感謝の気持ちを伝えることは大切ですよね。
英語でこの気持ちを表現するなら、「That helps a lot.」が最もシンプルで伝わりやすいでしょう。
この記事では、この「That helps a lot.」の使い方と、さらに感謝を強調したいときに使える表現についてもご紹介します。
英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラとYui、ナオ、ネイティブ翻訳者が、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事について分かりやすく説明しています。
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「とても助かります」の英語
【フレーズ】That helps a lot.(とても助かります・すごく役に立ちます)
【例文】
A: I'm really stuck on this math problem.
(この数学の問題が全然解けないんだ。)
B: Let me show you how to do it.
Here, try this method.
(やり方を見せてあげるよ。
ほら、この方法を試してみて。)
A: Oh, wow! That helps a lot!
Now I get it.
(わあ、すごい!とても助かるよ!
これで分かった。)
【説明】
「that helps a lot」は、「とても助かります」「すごく役に立ちます」という意味です。
・友達にアドバイスをもらったとき
・仕事で同僚に手伝ってもらったとき
・困っているときに誰かが手を差し伸べてくれたとき
など、いろんな場面で自然に使えます。
カジュアルにもフォーマルにも使える便利な言い回しですよ。
A: I'm having trouble finishing this report.
(このレポートを終わらせるのに苦労しています。)
B: I can help you this afternoon.
(今日の午後、手伝えますよ。)
A: Oh, really?
That helps a lot!
Thank you so much.
(ああ、本当ですか?
それはとても助かります!
本当にありがとうございます。)
もっと強調した言い方だと「That’s a lifesaver」を使えます。
You agreeing to take over my shift tonight was a real lifesaver.
Thanks.
(今夜、私のシフトを代わってくれて、本当に助かりました。ありがとう。)
「とても助かります」の英語まとめ
本記事では、「とても助かります」という英語表現として「That helps a lot.」を学びました。
これは、相手のサポートやアドバイスに対する感謝を伝えるための、万能なフレーズです。
この表現をマスターすれば、困っている状況で誰かが手を差し伸べてくれたときに、心からの感謝を自然な英語で伝えることができるようになります。
【編集後記】
英語を話せるようになるには、文法や単語、表現を覚えて、それを実際に使えるように練習を重ねる必要がありますよね。
では、その習得にかかる期間を10分の1に短縮できるとしたら、知りたくありませんか?
おそらく、ほとんどの人が「ぜひ知りたい」と思うはずです。
どうすればそんなことが可能になるのかというと、学習範囲を思い切って絞り込むのです。
たとえば、私は翻訳講座でプロ翻訳者を目指す方への指導をしていますが、翻訳の仕事には読解力は必要でも、リスニングやスピーキングは不要です。
ですから、リスニングとスピーキングを切り捨て、文法と読解に集中すれば、学習にかかる時間を大幅に減らせます。
さらに翻訳者であれば、単語を大量に覚える必要もありません。
辞書を使えるのが前提だからです。
英会話についても同じ考え方が使えます。
たとえば、海外旅行が目的なら、高度な文法や難しい単語を覚える必要はありません。
中学2年までに習う文法と、旅行でよく使う表現を身につければ十分対応できます。
意外かもしれませんが、ワーキングホリデーで海外に滞在している人の中には、中学1年程度の英語力しかない人も少なくありません。
それでも現地でなんとかやり取りできているのです。
もちろん、あまりに英語力が低いと不便はあるので、最低でも中学2年レベルの文法を使えるようにしておくと安心です。
単語は、ホテルやレストランなど、旅行先で使う表現に絞れば問題ありません。
日常会話を目指す場合も、話したいテーマを決めることで覚える内容を絞り込めます。
たとえば、テニスが好きで外国人のテニス仲間を作りたいなら、テニスに関する表現を中心に覚えればいいのです。
同様に、ビジネスで英語が必要な場合も、不要な分野を捨てて必要な部分に集中すれば、学習効率が大幅に上がります。
たとえ将来的に「ネイティブ並みに話したい」と思っているとしても、まずは旅行レベル、次に日常会話レベル…
と段階的に進めたほうが、着実に目標に近づけます。
もっと自由に英語を話せるようになるには
お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 "ある練習" が必要です。
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