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「心境」の英語表現:frame of mind の意味と例文

心境

心境」という言葉は、そのときの感情や考え方のあり方を示す大切な表現です。

英語でこのニュアンスを伝えるのに最適なのが、"frame of mind" というフレーズです。

この表現は、カジュアルな会話はもちろん、ビジネスの場でも違和感なく使うことができる便利な言葉です。

具体的な例文を通して使い方を学びましょう。

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「心境」の英語

【フレーズ】frame of mind (心境・気持ち・心構え)

まずは、 今日のフレーズを音声で確認しましょう(オーディオ2つで約18秒)。

オーディオを聞いたら、続きを読み進めてください。  

【例文】

A: After the long business trip, I'm just in a tired frame of mind.

(長い出張の後なので、ただただ疲れた心境だよ。)

B: I understand.
 You must need a good rest.

(わかるわ。しっかり休む必要があるね。)

A: Yeah, definitely.

(うん、本当に。)

【説明】

frame of mind は

「気持ち」「心の状態」「心構え」

といった意味で、そのときどきの感情や考え方のあり方を表す表現です。

「frame」には「枠」や「骨組み」

「mind」には「心」という意味があります。

カジュアルな会話でも、ビジネスの場でも使える便利な表現です。

A: This morning's meeting put me in a bad frame of mind.

(今朝の会議で、ちょっと嫌な気持ちになったよ。)

B: Oh, no. Take a quick coffee break.

(あら、それは大変。
 ちょっとコーヒーブレイクでも取ったら?)

A: Good idea.
 I need to clear my frame of mind.

(いいね。気持ちを切り替えなきゃ。)

同じような意味で「state of mind」という言い方もあります。

I need to get in the right state of mind.

(気分を切り替えなきゃ。)

「心境」の英語まとめ

本記事では、「心境」を意味する英語表現 "frame of mind" の使い方と例文を紹介しました。

疲れた心境 (tired frame of mind) や嫌な気持ち (bad frame of mind) など、具体的な状況と合わせて覚えることで、会話がより豊かになります。

【編集後記】

あなたは、英会話のレッスンを受けるとしたら…

日本人の英会話講師

ネイティブの英会話講師

どちらを選びますか?

おそらく、多くの人が「ネイティブ講師!」と答えるのではないでしょうか。

「やっぱり本場の英語を学びたい」

という気持ちになりますよね。

でも、ちょっと待ってください。

じつは、英語初心者のうちは、日本人講師の方が良い場合が多いんです。

ネイティブの多くは、英語を“学んで”身につけたわけではありません。

生まれてから自然と覚えてきただけ。

つまり、理屈ではなく「感覚」で話しているわけです。

昔、私がニュージーランド人と話していたときのことです。

私が「same」の前に「the」をつけ忘れて話していたら、

「the sameだよ、アキラ」

と指摘されました。

そこで私は聞きました。

「なんで the がいるの?」

すると返ってきたのは…

「なぜかは分からないけど、そう言うもんなんだよ」

という答え。

これ、ネイティブあるあるなんです。

「理由は分からないけど、そうじゃないと変な感じがする」

これは感覚で英語を身につけた人ならではの反応ですよね。

でも、私たちは大人になってから英語を学んでいるわけで、「なんとなく」では、なかなか覚えられない。

たとえば、「この場合は of」「こっちは at」など、ちゃんとした理屈や使い分けが分からないと、頭に入ってきません。

だからこそ、理屈をしっかり説明できる日本人講師が頼りになるんです。

さらに、日本人講師は、英語を「第二言語」として学んだ経験があります。

だからこそ、学習者がつまずくポイントや、そこをどう乗り越えればいいかをよく知っている。

的確なアドバイスができるんです。

以前は、

「英語はネイティブに習うのが一番!」

という空気がありました。

でも最近は、日本人講師による英語コーチングが注目されています。

それは、ネイティブと同じやり方では日本人は英語が身につかないと気づく人が増えてきたから。

もちろん、ある程度話せるようになったら、ネイティブ講師に切り替えて、本物の英語に触れることも大切です。

でも、まずは土台づくり。

簡単な英会話ができるようになるまでは、日本人講師から学ぶ。

この方が、ずっとスムーズにステップアップできます。

もっと自由に英語を話せるようになるには

お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 "ある練習" が必要です。

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