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たった15分で主婦が英語を話せるようになった方法とは?

 2016/11/02 勉強法
この記事は約 15 分で読めます。
アラフォーの女性

このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラが、ネイティブの監修のもと、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。


主婦だけど英語を話せるようになりたい

でも、高校を卒業してから英語を勉強していないから無理かも・・・

なんて思っていませんか?

確かに学校で習う英語は難しいし、ブランクが長ければ長いほど「私には無理かも」と考えてしまうのも当然でしょう。

でも、ブランクが長い主婦でも英語を話せるようになる勉強法はあります

中学や高校で習った英語よりずっと簡単で、ずっと実用的な英語を身に付けることができます。

英語を諦めかけてたアラフォーの主婦でも英語を話すコツをつかむことができた方法です。

だから、英語を諦めかけている主婦でも、英語を話せるようになる感覚をつかんでいただけるかと思います。

15分ほど時間を取って試してください。

アキラ

この記事は、サラリと読み流してもあまり効果はありません。

自分の頭で考えながら読んでくださいね。

英会話に文法は不要でしょ?

文法は不要という女性

英語を話すのに文法なんか必要ない」という人がいますが、私が今まで見てきた「英語を話せる人」は、帰国子女以外は、文法を勉強した人ばかりでした

文法を勉強せずに英語を話している人もいましたが、単語をデタラメに並べているだけという感じです。

それでも通じないことはないのですが、聞き手の外国人の方が頭をフル回転させて、デタラメな英語を理解しようと努力しているのが見て取れました。

悩む外国人男性

もちろん、文法が大切とは言っても、学校の試験みたいな難しいルールを暗記する必要はありません

英会話に必要な文法だけに限定して順序よく練習すれば、誰でも自然に身に付いてきます。

高校を卒業してから英語をまったく勉強していなかったアラフォー主婦にも英語を話せた方法です。

主婦のあなたも、主婦でないあなたも、この方法で英語を話すコツをつかんでください。

まずは一緒に例文を見てみよう

指を指す女性

文法をどのように英会話につなげるか、感覚を知っていただくためにシンプルな英文を使って説明します。

まずは、以下の文を英語で言ってみましょう。

 

「私は英語を勉強します」

 

できるだけ、声に出して言ってください。

電車の中など声に出して言いにくい場合は、口の中で小さくつぶやきましょう。

I study English.

ですね。

言えましたか?

 

次に、これを「~しません」という否定文にしてみましょう。

否定文にするには、主語の後ろに「do not(don't)」を入れます。

 

だから、この例文では、

I don't study English.

です。

 

どんどん進みます。

 

次は「~ですか?」という疑問文を作ります。

疑問文を作るには、文頭に「Do」を付けます。

アキラ

「I study English」をこのまま疑問文にしたら「Do I study English?」(私は英語を勉強しますか)という変な文になってしまいます。

だから、ここでは「あなたは英語を勉強しますか」という「you」が主語の文に変えます。

つまり

「あなたは英語を勉強します」

You study English.

の疑問文を作ります。

 

「あなた」は「you」で、文頭に「Do」を付けるわけだから、

Do you study English?

ですね。

 

では、これに「家で」(at home)という場所を表す表現を加えてみます。

場所を表す表現は文末に付けます。

 

あなたは家で英語を勉強しますか。

Do you study English at home?

 

次は、「仕事の後」(after work)という「いつ」を表す表現を加えています。

 

あなたは、仕事の後、家で英語を勉強しますか。

Do you study English at home after work?

 

ここまで付いて来られていますか?

では、次はあなたが考える番です。

アキラ

ここまで簡単すぎると感じても、我慢して読み進めてください。

少しずつ難易度が高くなってきますので。

自分で英作文してみよう

次はあなたが考える番です

では、今度はあなたが自分でやってみてください。

読み進めるだけではなく、自分で英作文して、できるだけ声に出して言いながら読み進めましょう。

 

まずは、「私は電車の駅に行きます」を英語で言ってみましょう。

「電車の駅」は「the train station」です。「バスの駅」と区別するために、ここでは「電車の」を付けています。

 

I go to the train station.

 

次は、過去形です。

 

「私は電車の駅に行きました」を英語で言いましょう。

「go」の過去形は「went」なので注意してください。

I went to the train station.

 

次は、疑問文を作ってみましょう。

 

「あなたは電車の駅に行きますか」を英語で言ってみましょう。

Do you go to the train station?

 

ここまで大丈夫ですか?

 

次は、どうやって行くのか手段を追加しましょう。

 

「あなたはバスで電車の駅に行きますか」を英語で言ってみましょう。

「バスで」は「by bus」です。

Do you go to the train station by bus?

 

ここまでいいですか?どんどん進みます。

 

次は、「朝」(in the morning)という「時」を表す表現を加えます。

 

「あなたは朝、バスで電車の駅に行きますか」を英語で言ってみましょう。

Do you go to the train station by bus in the morning?

 

どうですか?

ここまで言えましたか?

三人称単数という難題

3人の子供を想像する女性

ここまでは、主語が「I」や「you」のときの練習をしました。

次は、主語が「I」や「you」ではない(三人称単数)ときの練習をします。

アキラ

三人称単数というのは、「彼(he)」「彼女(she)」「それ(it)」に置き換えられる言葉のことです。

たとえば、「Mr. Miyagi(ミヤギさん)」は「he」に置き換えられるので三人称単数です。

また、「a bicycle(1台の自転車)」は「it」に置き換えられるので三人称単数です。

これに対して、「bicycles(複数の自転車)」は「he」「she」「it」に置き換えられないので三人称単数ではありません。

また、「dogs(複数の犬)」も「he」「she」「it」に置き換えられないので三人称単数ではありません。

 

英語では、主語が三人称単数のときは、動詞に「e / es」が付きます。

たとえば、

「私はカラオケが好きです」

なら

I like karaoke.

ですが、

「ナンシーさんはカラオケが好きです」

の場合は、「ナンシーさん」は「she」に置き換えられるので三人称単数なので、

Nancy likes karaoke.

のように「like」に「s」を付けて「likes」になります。

 

主語が三人称単数の英文は、否定文にするときは「do not(don't)」の代わりに「does not(doesn't)」を使い、動詞は原形に戻ります。

つまり

 

ナンシーさんはカラオケが好きではありません。

Nancy doesn't like karaoke.

 

となります。

 

疑問文なら、「do」の代わりに「does」を使って

ナンシーさんはカラオケが好きですか。

Does Nancy like karaoke?

ですね。

「~と思います」と考えを伝える言い方

カラオケを楽しむナンシーさん

ここでは、「~だと思います」のように考えを伝える方法を練習します。

「~だと思います」と言うには、文頭に「I think」と言って、後は主語+動詞の文を続けるだけです。

 

たとえば、自信を持って断言するなら

 

「ナンシーさんはカラオケが好きです」

Nancy likes karaoke.

 

と言えばいいですが、やや自信がない感じを出すなら「I think」を付けて

 

「ナンシーさんはカラオケが好きだと私は思います」

I think Nancy likes karaoke.

 

と言います。

 

次に、「~と思いますか」と質問してみましょう。

このときは「Do you think」を文頭に付けるだけです。

 

つまり

「ナンシーさんは、カラオケが好きだとあなたは思いますか。」

Do you think Nancy likes karaoke?

のように言えます。

 

では、1つ練習をしてみましょう。

まず、

「私の兄は9時に床につきます」

を英語で言ってみましょう。「床につく」は「go to bed」です。

My brother goes to bed at nine.

と言えましたか?

 

では次に、

「私の兄は9時に床につくと私は思います」

と言ってみましょう。

I think my brother goes to bed at nine.

ですね。

ここまでで来たら、もっと発展した英語表現を練習しましょう。

さらに話題を発展させてみよう。

頭の良さそうな外国人女性

ここまで言えるようになったら、もう少し難しい英文に挑戦しましょう。

ここでは練習として、「~するために」という表現を使ってみます。

 

「~するために」と言うには、「to」の後ろに動詞の原形を続けます。

例をあげると、

to study = 勉強するために
to study English 英語を勉強するために
to eat = 食べるために
to eat Italian food = イタリア料理を食べるために
という感じですね。

少し練習してみましょう。

 

カナダで勉強するために

to study in Canada

 

私の部屋で本を読むために

to read a book in my room

 

私の上司に会うために

to meet my boss

 

なお、「to ~」の部分は、文末に付けます。

たとえば、

私は、上司に会うためにオフィスに行きました。

I went to the office to meet my boss.

という具合です。

後はまとめて練習するだけ

後は練習あるのみ

では、ここまで練習したことをぜんぶまとめて練習しましょう。

日本語文を英語で言ってください。

最初から答えを見ずに、英文を考えてから進んでくださいね。

できるだけ、声に出して言うことが上達のコツです。

 

「彼女のお母さんは、毎日、スーパーマーケットに行きます」

Her mother goes to the supermarket everyday.

 

「彼女のお母さんは、毎日、スーパーマーケットに行きません」

Her mother doesn't go to the supermarket everyday.

 

「彼女のお母さんは、毎日、スーパーマーケットに行きますか」

Does her mother go to the supermarket everyday?

 

「彼女のお母さんは、毎日、スーパーマーケットに行くと私は思います」

I think her mother goes to the supermarket everyday.

 

「彼女のお母さんは、毎日、スーパーマーケットに行くとあなたは思いますか」

Do you think her mother goes to the supermarket everyday?

 

「彼女のお母さんは、新鮮な肉を買うために、毎日、スーパーマーケットに行きますか」

Do you think her mother goes to the supermarket everyday to buy fresh meat?

 

 

もう1つ練習しましょう。

 

「私の兄と彼のガールフレンドは、すてきなレストランに行きました」

My brother and his girl friend went to a nice restaurant.

 

「私の兄と彼のガールフレンドは、すてきなレストランに行きませんでした」

My brother and his girl friend didn't go to a nice restaurant.

「私の兄と彼のガールフレンドは、すてきなレストランに行きましたか」

Did my brother and his girl friend go to a nice restaurant?

「私の兄と彼のガールフレンドは、すてきなレストランに行ったと私は思います」

I think my brother and his girl friend went to a nice restaurant.

「私の兄と彼のガールフレンドは、すてきなレストランに行ったとあなたは思いますか」

Do you think my brother and his girl friend went to a nice restaurant?

「私の兄と彼のガールフレンドは、夕食を食べるために、すてきなレストランに行ったと私は思います」

I think my brother and his girl friend went to a nice restaurant to have diner.

「私の兄と彼のガールフレンドは、夕食を食べるために、昨夜、すてきなレストランに行ったと私は思います」

I think my brother and his girl friend went to a nice restaurant to have diner last night.

アキラ

最後の方になると難しく感じるかもしれないですね。

ここで説明した内容は、すべて中学2年生までに学校で習う内容です。

中2までの英語でこれだけ話せるんですね!

主婦が15分で英語を話せた方法

まとめ

「主婦が15分で英語を話せた方法」はここまでです。

いかがでしたか?

英語の初心者が最初から

私の兄と彼のガールフレンドは、夕食を食べるために、昨夜、すてきなレストランに行ったと私は思います

のような長い英文を言おうとしても、とても言えるものではありません。

でも、この記事で説明したように順序立てて練習すれば、ブランクの長い会社員や主婦でも、英語を話すことは決して不可能ではないことが分かってもらえたと思います。

実際に、この方法は高卒で40歳になるまで英語を一切勉強しなかった主婦でも英語を話せるようになった方法です。

順序立てて練習すれば、会社員でも主婦でも英語は話せるようになります。

大切なのは、正しい方法で勉強することだけです。

正しい勉強法については、無料のメール講座で公開しています。

無料で参加して、要らなくなったらいつでも解除できるので、会社員の方も主婦の方も、自営業の方も気軽に参加してください。

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ライター紹介 ライター一覧

アキラ

アキラ

株式会社トランス・ダイナミック代表取締役。原田メソッド認定パートナー。
ニュージーランドとアメリカで留学・就職を経験。中学生・高校生・社会人に英語指導をしたあと翻訳者として独立。TOEICは、試験勉強を一切せずに一発で940点。

現在は、翻訳事務所を運営しながら、英語学習者向けの情報配信、英会話教材の開発・販売、翻訳通信講座の運営を行っています。

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