「再始動する」を英語で言うと?自然な英語フレーズを紹介

何か中断していた活動や仕事が再び始まる時、「再始動する」と日本語で言いますね。
英語では、そのような状況を表すのに 「back in business」 というフレーズがよく使われます。
この記事では、「back in business」 の意味と具体的な使い方を例文を通して解説します。
類似の表現である 「up and running」 も紹介します。

目次
「再始動する」の英語
【フレーズ】back in business((けが・病気などから)全快している・(中断していたが)再始動している)
【例文】
A: Our basketball team is finally back in business after the long break.
(長い休みの後、ついにバスケットボールチームが再始動したよ。)
B: That's awesome! When's your first game?
(それはすごいね!最初の試合はいつ?)
A: Next Friday. I can't wait to play again!
(来週の金曜日。またプレーできるのが待ちきれないよ!)
【説明】
「back in business」 は、休止していた活動や仕事が再び始まる状況で使うカジュアルな表現です。
A: Our website is finally back in business after the server issue.
(サーバーの問題が解決して、ついにウェブサイトが再稼働しました。)
B: That's a relief. We were losing customers every day.
(それは安心しましたね。毎日お客さんを失っていましたから。)
ほかによく使う表現として「up and running」があります。
Our website is finally up and running again after the server issue.
(サーバーの問題が解決して、ついにウェブサイトが再稼働しました。)
「再始動する」の英語まとめ
この記事では、「再始動する」を表す英語フレーズ 「back in business」 の意味と使い方を学びました。
例文を通して、具体的な会話での使われ方を理解できたかと思います。
「up and running」 も同様に再始動を表す表現として便利です。
これらのフレーズを使いこなして、より自然な英会話を目指しましょう。
【編集後記】
海外の語学学校に行くと、中国人や韓国人の生徒は比較的早く英会話が上達するのに、多くの日本人はなかなか上達しないことに気づくでしょう。
日本でしっかり英語を勉強してから留学しても、なぜか英会話が伸び悩んでしまうのです。
日本人同士で固まって日本語で過ごしてしまうという側面もありますが、より根本的な原因は「間違えることを極度に恐れる」ことにあります。
日本の学校教育では、間違えることは「失敗」として潜在意識に深く刻み込まれます。
例えば、英語の試験では些細なミスでさえ減点され、授業中に発言して間違えようものなら、「出しゃばって間違えた」と周囲から嘲笑されるのではないかという不安を感じることもあります。
このように、学校教育を通じて「間違えること=失敗、恥ずかしいこと」という意識が形成され、「間違ってはいけない」「間違えるくらいなら何もしない方がいい」という考え方が根付いてしまうのです。
この「恥ずかしい」という感情は、集団行動において一定の統制を保つためには役立つ側面もあります。目立つ行動を避け、周囲と同じように行動しようとする意識が働くからです。
しかし、英会話の上達においては、この意識は大きな妨げとなります。
近年の研究では、
- 間違った英語でも良いので、積極的に話すように促された生徒
- 間違った箇所を逐一指摘された生徒
を比較した結果、前者のグループの方が圧倒的に早く上達することが明らかになっています。
つまり、完璧でなくても良いので、とにかくたくさん話すことが重要なのです。
「間違った英語を覚えてしまうのではないか?」と心配になるかもしれませんが、心配はいりません。
確かに、学習をせずにただ英会話だけを続けていると、間違った英語を使い続けることになるかもしれません。
しかし、一人で学習する時間には教材を使って文法や単語、フレーズなどをしっかり学び、英会話の練習ではとにかく積極的に話すようにすれば、間違いは自然と修正されていきます。
インプットとアウトプットのバランスが重要なのです。
もしあなたが英会話の上達に悩んでいるなら、恐れずにたくさん話すことを意識してみてください。
それだけで、英会話のスキルは飛躍的に向上するはずです。
もっと自由に英語を話せるようになるには
お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 “ある練習” が必要です。
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