あなたは「感謝している」という気持ちを、英語でどう表現しますか?
Thank you も良いですが、もっと心に響く、丁寧で深い感謝を伝えたいなら be thankful という表現があります。
この記事では、つらい状況を乗り越えた後の安堵の気持ちや、相手の親切に対する深い感謝など、「感謝している」という感情を表す英語 be thankful が持つ、 Thank you とは異なる、一歩踏み込んだニュアンスを分かりやすくご紹介します。
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「感謝している」の英語
【フレーズ】be thankful (感謝している・ありがたく思う)
まずは、 今日のフレーズを音声で確認しましょう(オーディオ2つで約18秒)。
オーディオを聞いたら、続きを読み進めてください。
【例文】
A: That math test was hard.
How did you do?
(あの数学のテスト、難しかったね。
どうだった?)
B: I passed!
I am thankful for your tutoring.
(合格したよ!
君の家庭教師(指導)に感謝しているよ。)
A: That's great!
(それはよかった!)
【説明】
「be thankful」は、親切にしてもらったときや、つらいことが終わってホッとしたときなど、心からの感謝を伝える表現です。
「Thank you」よりも少しフォーマルで、より深い気持ちやしみじみとした感謝を伝えたいときにぴったりです。
カジュアルな会話だけでなく、ビジネスや手紙など、丁寧な場面でもよく使われます。
A: That job interview was really stressful.
(あの就職の面接、本当にストレスだったよ。)
B: You did great!
You should be thankful that it's over now.
(よくやったわ!
もう終わったことに感謝すべきよ。)
A: You're right. I can finally relax tonight!
(その通りだね。今夜はやっとリラックスできるよ!)
同じ使い方で「be grateful」もありますね。
I am not looking forward to walking to work today, but I should just be grateful it is not raining.
(今日は職場まで歩いて行くのが気が進みませんが、雨が降っていないだけありがたいと思うべきですね。)
「感謝している」の英語まとめ
今回ご紹介した「感謝している」の英語 be thankful は、親切にしてもらったときやストレスから解放されたときなど、心からの感謝や安堵を伝えたいときにぴったりの表現です。
be thankful は、一般的な Thank you よりも少しフォーマルなニュアンスを持つため、会話の幅を広げてくれます。
例文を参考に be thankful や be grateful を使いこなして、あなたの英会話をさらに豊かなものにしてください。
【編集後記】
アメリカでカレッジに留学していたとき、Tutor(個別指導の先生)が待機していて、いつでも質問できる部屋がありました。
生徒なら誰でも、いつでも自由に出入りして空いている先生に質問できるのです。
もちろん無料!
私はいつも、論文の英語を添削してもらったり、プレゼンの原稿を見直してもらったりしていました。
今さらながら、めちゃくちゃ恵まれていたなと思います。
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