カフェやパーティー、チームの雰囲気など、「いいな」と感じることはありませんか?
そんな「いい感じ」を英語で表現できると、コミュニケーションがもっとスムーズになります。
この記事では、このカジュアルなフレーズが持つ意味と、人や場所、状況に対してどのように使うのかを紹介します。
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「いい感じ」の英語
【フレーズ】good vibe(いい感じ)
【例文】
A: How was your first day of school?
(学校の初日はどうだった?)
B: It was great!
The teacher has a good vibe.
(すごく良かったよ!先生もいい感じなんだ。)
A: That's awesome!
I'm glad you're having a good start.
(それは良かった!良いスタートを切れて嬉しいよ。)
【説明】
「vibe」は「vibration」の略で「good vibe」は、「いい感じ」「良い雰囲気」という意味のカジュアルな表現です。
人、場所、イベントなど、様々なものに対して使うことができます。
例えば
This cafe has a good vibe.
(このカフェ、いい感じだね。)
のように使います。
A: How was the meeting this morning?
(今朝のミーティングはどうでしたか?)
B: It was very productive.
I got a good vibe from the team.
(とても生産的でした。チームから良い雰囲気を感じました。)
A: Excellent.
(素晴らしい。)
別の言い方として「bring a positive energy」もよく使います。
The meeting was very productive.
(会議はとても有意義だった。)
The young designers brought a really positive energy.
(若いデザイナーたちがとても前向きなエネルギーを持ち込んでくれた。)
「いい感じ」の英語まとめ
"good vibe"は、「いい感じ」という感覚を伝えるのに最適なカジュアルなフレーズです。
相手の雰囲気や、その場の空気が良いことを褒める際に非常に有効です。
この記事を参考に、あなたの「いい感じ」を英語で表現してみましょう。
【編集後記】
今日はちょっと大事なお話をします。
テーマは、
「文法を勉強したあとにハマりやすい罠」と、「それをどう避けるか」について。
「自分はまだそこまで行ってないし…」
と思う方もいるかもしれませんが、これは後で確実に役立つ話なので、今のうちに知っておいてください。
さて、文法をしっかり勉強すると、言いたいことを自分の言葉で言えるようになりますよね。
これは本当に素晴らしいことです。
でも…
ここで落とし穴があるんです。
それが、
「完璧な英語じゃなきゃダメだ」
と思い込んでしまうこと。
たとえば、本当は「He has」と言うべきところを「He have」って言っちゃっても、実は…通じます。
誰も笑いませんし、怒りもしません。
他にも、
I don't know nothing.
って言ったら文法的には×ですが、意味はちゃんと伝わります。
(もちろん試験では減点されますけどね)
過去形や完了形の使い分けなんかも、会話では文脈でなんとかなったりします。
でも真面目に勉強してきた人ほど、こういうミスを自分に許せないんです。
「今の間違えた!」
「うわ、恥ずかしい…」
って頭の中でぐるぐる反省会を始めてしまって、話す手が止まる。
こうなると、せっかく身につけた知識も活かせなくなってしまいます。
実際に、アメリカの大学で研究をしている日本人の方から相談を受けたことがありました。
論文は英語で書ける。
でも、同僚との雑談になるとまったく話せなくなる。
その原因がまさにこれ。
「間違えたくない」って気持ちが強すぎて、言葉が出てこなくなっていたんです。
じゃあ文法なんて学ばない方がいいのかというと、そんなことはありません。
文法は大事です。
でも、それを使う場面での“切り替え”が必要なんです。
つまり、勉強するときは、細かい文法までしっかり意識する。
会話するときは、文法のことはぜんぶ忘れる。
この切り替えが、上達のカギなんです。
英会話は試験じゃありません。
「相手に伝わるかどうか」
それが一番大事なんです。
文法的に間違っていても、意味が通じればOK。
そのうち慣れてくれば、間違いも自然と減っていきます。
だから、文法は“身につけるもの”であって、“気にしすぎるもの”ではありません。
ぜひ、覚えておいてくださいね。
もっと自由に英語を話せるようになるには
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