「~の長所を引き出す」英語フレーズ bring out the best in~ の使い方

あなたの周りには、「この新しいマネージャーは、あなたの長所を本当に引き出しているわね」と言われるような、人の能力を最大限に引き出すのが得意な人がいますか?
あるいは、最近ピアノの練習をたくさんしていて、「新しい先生があなたの長所を本当に引き出しているわ」と感じることもあるでしょう。
今回は、まさにその「~の長所を引き出す」を表すのに最適な英語イディオム 「bring out the best in~」 に焦点を当てて解説します。
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「~の長所を引き出す」の英語
【フレーズ】bring out the best in~(~の長所を引き出す/~の才能を発揮させる)
【例文】
A: I'm really enjoying working with this new team.
(この新しいチームで働くのが本当に楽しいんだ。)
B: I can see that.
Your new manager really brings out the best in you.
(そうみたいね。
新しいマネージャーがあなたの長所を本当に引き出しているわね。)
【説明】
「bring out the best in」は、「~の長所を引き出す」「~の才能を引き出す」という意味のイディオムです。
A: I've been practicing the piano a lot lately.
(最近、ピアノの練習をたくさんしているんだ。)
B: I can tell!
Your new teacher really brings out the best in you.
(そうみたいね!
新しい先生があなたの長所を本当に引き出しているわ。)
別の言い方として、「make someone shine」があります。
The new coach taking over the team has really made them shine.
(新しいコーチがチームを引き継いでから、チームは本当に輝き始めた。)
「~の長所を引き出す」の英語まとめ
この記事では、「~の長所を引き出す」「~の才能を発揮させる」といった、誰かの良い面を引き出すことを表す英語イディオム 「bring out the best in~」 について解説しました。
例文を通して、この表現が人の能力を引き出す対象について話す際に使えることを理解していただけたでしょうか。
ぜひこのフレーズを使って、あなたの英語での表現力をさらに豊かにしてみてください。
【編集後記】
ドキドキしますよね、初めての英会話。
私も経験ありますが、頭の中が真っ白になって、何を話したか覚えてない、なんてこともありました(笑)。
でも、それって普通のことなんです。
多くの人が、初めての英会話で緊張したり、言葉が出てこなかったり、相手の言葉を聞き取れなかったり、様々な「洗礼」を受けます。
そこで、
「もう二度と英語なんて話したくない!」
と諦めてしまうか、
「次はもっと話せるように頑張ろう!」
と前向きになるか。
ここで、大きく道が分かれます。
でも、怖がる必要は全くありません。
なぜなら、私たちは「まだ英会話ができない」ということを、素直に認めればいいだけだからです。
学校で英語の成績が良かったり、普段から熱心に勉強している人ほど、理想と現実のギャップにショックを受けやすいものです。
でも、考えてみてください。
英会話については、私たちは、まだ「赤ちゃん」なんです。
生まれたばかりの赤ちゃんが、すぐに流暢な言葉を話せないのと同じように、私たちも、まだたどたどしい英語しか話せなくて当然なんです。
そう思えば、変な英語を話してしまっても、相手の英語を聞き取れなくても、恥ずかしい気持ちや気まずい気持ちになる必要はありません。
赤ちゃんが転んでも、誰も笑わないですよね?
それと同じです。
むしろ、失敗を恐れずに、どんどん話しかけてみましょう。
赤ちゃんが言葉を覚えていくように、私たちも、たくさん話すことで、少しずつ英語を身につけていくことができるはずです。
大人になってからの英会話学習は、まさに「第二の赤ちゃん時代」。
失敗を恐れずに、楽しみながら、英語を話すことに挑戦していきましょう!
もっと自由に英語を話せるようになるには
お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 “ある練習” が必要です。
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