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ズートピアに学ぶ!名言から見えてきた使える英語文法16選

 2016/06/21 英会話 文法 この記事は約 13 分で読めます。
ズートピアの名言

「アナと雪の女王」を超える大ヒット作となったディズニー映画「ズートピア(Zootopia)」。子供が楽しめるだけでなく、大人が見ても十分に楽しめる内容の濃い映画です。

どうせ英語を勉強するなら、こういう楽しい映画を見ながら英語を勉強したいですよね。

難しい英語教材をしかめ面で読むより楽しいし、楽しいことは記憶に残りやすいから一石二鳥というものです。

そこで、ディズニー映画「ズートピア」の登場人物の台詞から、著者が「これは名言」「この台詞は面白いな」と感じたものをピックアップして、英文法を交えて解説します

きっと、「文法教材で習ったことって、実際の会話ではこんなふうに使われているんだ!」という気づきがあるはずです。

普段から勉強していることが、どんなふうに使われているかが分かったら、ますます英語の勉強が楽しくなるはずですよ。

私はお飾りじゃないのよ

動画で0:35あたりを見よう

ジュディ・ホップス巡査

” I am not just some token bunny. “

「私は、どこかのトークンバニーじゃないのよ」

※日本語訳は、説明のためにできるだけ原文に忠実に訳しています。映画の台詞とは一致しませんし、やや硬い表現があるかもしれません。

まず「some」という単語の意味は、学校では「いくつかの」と習います。

辞書を見ると他には、「何かの、だれかの、どこかの、いつかの、相当な、かなりの、ちょっとした、なかなかの、たいした、すてきな、すごい」など、たくさんの意味が載っています。

ここでは「いくつかの」ではなく、「どこかの」という意味が合います。

「どこかの」と言っても具体的に誰かを指しているわけではなく、「どこかの人」みたいにボンヤリとした意味で使われています。

次に、「token bunny」ですが、「トークンバニー」と言われても何のことだか分かりません。

「token bunny」という言葉は、「token minority」「token minority character」という言葉をもじったものと考えられます。

「token minority」というのは、英辞郎には以下のように書かれています。

トークン・マイノリティー、お飾りのマイノリティー

◆組織のメンバーや、物語の登場人物などについて「マイノリティー(少数民族など)の人も含めておいた方がイメージが良くなる・含めておかないと差別的と批判され面倒なことになる」という打算によって、そこに含められている人。

◆「多様な人々が参加するのは良いことだが、形だけそう見せ掛けるのは偽善的だ」などの否定的ニュアンスを伴う。
http://eowf.alc.co.jp/search?q=token+minority

つまり、アメリカの会社で白人ばかり雇っていたら「あの会社は人種差別をしているぞ!」と非難されるわけですね。

そういう非難を避けるために、黒人や東洋人を何人か雇って「うちの会社は人種問題に気を遣っています」という建前にするわけです。

「トークンバニー」は、本来はウサギなんか警察では雇わないんだけど、人種差別(動物種差別)していないということ示すために、建前として雇ったウサギという意味ですね。

失敗したら辞めてもらうぞ

上の動画で00:36あたりを見よう

ボンゴ所長

” You strike out, you resign. “

「失敗したら辞めてもらうぞ」

文頭に「If」を付けて「If you strike out」と考えると分かりやすいと思います。

ちなみに、「strike out」は野球の「三振する」という意味ですね。ワンストライク、ツーストライク、スリーストライクで「アウト」になります。

つまり、「失敗する」という意味です。

なお、アメリカには「三振法(three-strikes law)」というのがあります。

これは「重罪の前科が2つある者が3度目の有罪判決をうけた場合に、罪の種類にかかわらず終身刑となる」というものです。

ナンバーを調べてもらいたいんだけど

上の動画で00:09あたりを見よう

ジュディ・ホップス巡査

” I need you to run a plate. “

「ナンバーを調べてもらいいたいんだけど」

「run」は「走る」「(コンピュータ・プログラムなどを)実行する」という意味があります。

しかし「run a plate」と言うときは、ナンバープレートを調べる(trace a license plate )という意味になります。

「need (人) to (動詞)」は、「(人)に~してもらう必要がある」という意味です。

「want (人) to (動詞)」=「(人)に~してもらいたい」と同じ構造ですね。

彼ならすぐにナンバーを調べられるよ

00:12あたりを見よう

ニック・ワイルド

” He can run a plate like that. “

「彼ならすぐにナンバーを調べられるよ」

「like that」は、「あんなふうに」という意味でよく使われます。でもここでは「すぐに」という意味で使われています。

「(just)like that」という言い方は、「あっと言う間に」という意味で日常英会話でよく使われる表現です。

覚えておくと役に立ちます。

どこで区切ればいいか分からない「because」文

上の動画で00:25あたりを見よう

” Are you saying that because he’s a sloth he can’t be fast? “

「彼がナマケモノだから速く動けないって言っているの?」

教科書だけから英語を学んだら、こういう英文を見たときに混乱することがよくあります。

どこで区切ればいいのか分からないからです。

でも、実は簡単なんですよ。

この文は、

Are you saying that(~って言ってるの?)

because he’s a sloth(彼がナマケモノだから)

he can’t be fast?(速く動けない)

というように区切ると分かりやすいと思います。

これなら中学2年くらいの英語ですね。

本当に急いでいるのよ

上の動画で1:00あたりを見よう

ジュディ・ホップス巡査

” We are in a really big hurry. “

「本当に急いでいるのよ」

「in a hurry」は「急いでいる」という意味です。

「really(本当に)」、「big(大きな)」と重ねることで、ものすごく急いでいることを強調しています。

仕事に集中しましょうよ

上の動画で2:00あたりを見よう

ジュディ・ホップス巡査

” Can we please just focus on the task? “

「仕事に集中しましょうよ」

この文では、「focus on~」(焦点を合わせる・集中する)という表現を覚えましょう。

日常英会話でとてもよく使われる表現です。

たとえば、

She retired from her job to focus on raising our children.

「彼女は、子育てに専念するために仕事を辞めました。」

のように使えます。

「~させてくれる」の使い方

0:07あたりを見よう

” She would never let me get this close! “

「彼女がこんなに近寄らせてくれることはないんだよ」

「let (目的語) 原形動詞」で、「(目的語)に~させる」という意味があります。強制的に「させる」のではなく、自由に「させる」という意味です。

たとえば、

Let your dog run free in the garden.

「庭で 犬を自由に走らせてやりなさい」

のように使えます。

他には、

Let me know when you will arrive in Osaka.

「いつ大阪に到着する予定か教えてください」

のように使えます。

「Let me know~」という言い方は、とてもよく使うので覚えておきましょう。

感謝されるのって気持ちいいわね

0:36あたりを見よう

ドーン・ベルウェザー副市長

” It feels good to be appreciated. “

「感謝されるのって気持ちいいわね」

「It feels good to ~」で「~するのは気持ちいい」という意味です。

この台詞では「appreciate」(感謝・評価する)の受動態「be appreciated」が使われているので「感謝される」と受動態の意味になります。

他の例をあげると、

It feels good to take a nap.

「昼寝するのって気持ちいい」

のように使えます。

行かなきゃ

上の動画で0:50あたりを見よう

ドーン・ベルウェザー副市長

” I better go. “

「行かなきゃ」

本来は「I had better go.」なのですが「had」が省略されて「better go」だけが残っています。

口語では、こういう省略はよく起こります。

分かったことを教えてね

ドーン・ベルウェザー副市長

” Let me know what you find. “

上の動画で0:52あたりを見よう

「分かったことを教えてね」

「let me know」については、もう説明しましたね。

ここで使われている「what」は「何ですか?」という意味の疑問詞ではなく、関係代名詞の「what」です。

つまり、「~すること」や「~するもの」という意味があります。

上の英文では「あなたが見つけたこと」ですし、「what she know」なら彼女が知っていること、「what I bought」なら「私が買った物」のようになります。

すみません。通りま~す

上の動画で0:16あたりを見よう

ジュディ・ホップス巡査

” Sorry, coming through. “

「すみません。通りま~す」

「come through」は「(物の間などを)通り抜ける」という意味があります。

「coming through」なら現在進行形なので「通っていますよ」というニュアンスですね。

正確には「I am coming through.」ですが「I am」は省略されています。

本当にウサギを雇ったんだ!

上の動画で0:06あたりを見よう

ベンジャミン・クロウハウザー

” They really did hire a bunny! “

「本当にウサギを雇ったんだ!」

疑問文でも否定文でもないのに「did」が使われています。

「do/did/does」は、動詞の意味を強調するときにも使われるんですね。

この文では、強調しなければ「They hired a bunny.」(ウサギを雇いました)です。

しかし、「hire」(雇う)を強調するために「do」の過去形である「did」を使い、過去形の「hired」を原形の「hire」に戻してます。

他の例をあげると、

He did mean that.

「彼は(本当に)本気だったんだよ」

「mean」は「意味する」とか「本気で言う」という意味があります。

この「mean」を強調するために「did」が使われているわけですね。

お前は、私が想像したよりずっと可愛いよ

上の動画で0:10あたりを見よう

ベンジャミン・クロウハウザー

” You are even cuter than I thought you’d be! “

「お前は、私が想像したよりずっと可愛いよ」

「cuter than」の部分は中学で習う比較級ですね。

比較級は、

主語 + 動詞 + ~er(more ~)than ・・・

「(主語)は、・・・より~です」

という形で使われます。

例をあげると、

He is shorter than I.

「彼は私より背が低い」

とか

My brother runs faster than any other student.

「私の弟は他のどの生徒よりも速く走ります」

のように使えます。

ウサギ差別

上の動画で0:14あたりを見よう

” you probably didn’t know but a bunny can call another bunny cute but when other animals do it, it’s a little… “

「あなたはたぶん知らないだろうけど、ウサギは他のウサギのことを可愛いって言ってもいいんだけど、他の動物がそれをしたときは、それはちょっとした・・・」

簡単な文法と単語しか使われていない英文ですが、どこで区切ればいいかが分からなければ意味不明な文ですね。

でも、以下のように区切れば意味が分かりやすいと思います。

you probably didn’t know(あなたはたぶん知らないだろう)

but(でも)

a bunny can call another bunny cute(ウサギは他のウサギのことを可愛いって言ってもいい )

but(でも)

when other animals do it,(他の動物がそれをすると(ウサギを可愛いと言うと))

it’s a little…(それはちょっと・・・)

「それはちょっと・・・」の続きが何なのかは言っていませんが、「差別」ってことでしょうね。

たとえば、ハゲの人が他のハゲの人に「おい、ハゲ」って言っても問題ないけれど、フサフサの人がハゲの人に向かって「おい、ハゲ」と言えば嫌な空気になります(笑)。

他の例をあげると、黒人が黒人に向かって「おい、そこの黒人」と言っても 問題ないけれど、白人が黒人に向かって「おい、そこの黒人」と言ったら人種差別になります。

何となく分かってもらえたでしょうか?

ズートピアの中でははっきりとは言っていませんが、動物の間でも人種差別(動物種差別)みたいなのがあるようです。

お前が何をできるかが重要なんだ

ボゴ署長:

” It’s not about how badly you want something. It’s about what you are capable of. “

「お前がどれだけ何かをやりたいかってことは重要じゃないんだ。お前が何をできるかが重要なんだ。」

直訳すると、「お前がどれだけ何かをやりたいかってことについてではありません。お前が何をできるかについてです」という意味ですが、その意味は上記のとおりです。

他の例をあげると

It’s not about what you know. It’s about what you do.

「何を知っているかってことは重要じゃないんだ。何をするかってことが重要なんだ」

どうですか。いつも知ったかぶりばかりして行動したい人に言ってやりたい言葉じゃないですか?

ズートピアに学ぶ!名言から見えてきた英文法16選のまとめ

ここまで、ズートピアの台詞で私が「これは名言」と思ったものや、「この台詞は面白いな!」と思ったものを文法を交えて紹介してきました。

英語の授業で習った文法が、しっかりと英会話でも役立っているということを理解してもらえたでしょうか?

ここで紹介したフレーズは、私たちの日常会話でもよく使うような英語表現ばかりです。

英会話で必ず役に立つので、ぜひ覚えておいてください。

 

なお、映画を楽しみながら英会話をマスターするには、以下の記事をおすすめしています。

⇒ 【スターウォーズ フォースの覚醒】会話で使える英語の名言34選

スターウォーズの登場人物たちは、こんなふうに文法を使って英会話していたんですね。

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ズートピアの名言

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