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新TOEIC TEST 単語・フレーズで500点の感想・レビュー

 2016/10/20 英単語 TOEIC この記事は約 10 分で読めます。
TOEIC 500点レベルの単語

英語力の1つの目安としてTOEIC 500点を超えるかどうかがあります。

初心者を脱出して就職・転職を有利に進めるためには、1日でも早くTOEIC 500点を超えたいものですね。

そのためには、頻出の単語とフレーズを覚えなければいけないのは分かっているけど、無駄なく覚えるにはどの単語教材を使えばいいのか迷うと思います。

そこで今回は、TOEIC 500点レベルの単語を学べる教材『新TOEIC TEST 単語・フレーズで500点』(早川幸治著)の感想・レビューをまとめました。

この記事では、初受験でTOEIC 900点を超えた著者が(940点)、客観的な感想・レビューを書きました。

これからTOEIC 500点レベルを目指す方は、単語教材を選ぶときの参考にしてください。

なお、TOEIC 900点レベルまでの単語を勉強したい場合は、Amazon英語教材ランキングで人気の『新TOEIC TEST出る単特急 金のフレーズ』の感想・レビューを読んでください。

誰のための単語教材か

疑問に思う美少女

『新TOEIC TEST 単語・フレーズで500点』は、書名のとおりTOEICテストで500点超えを目指す人のための教材です。

比較的、英語初心者のための単語教材ですが、「stand」や「would」のような中学で習うレベルの単語を知らない学習者には難しすぎます。

まだ中学レベルの英単語に不安がある場合は、まずは『日常英会話でビシバシ使える単語教材6選!これだけ覚えたら会話は安心』で紹介している『中学英単語ターゲット1800』で基礎単語を覚えることをおすすめします。

この教材の特徴

新TOEIC TEST 単語・フレーズで500点

『新TOEIC TEST 単語・フレーズで500点』には、英語初心者ができるだけ早くTOEIC 500点を取れるように、以下のように作られています。

  • TOEIC Part 1~Part 7に合わせて単語を分類
  • 丁寧な説明と使いやすい構成
  • 発音はカタカナ+アルファベットで記載
  • リスニングCDはアメリカ英語とイギリス英語に対応
それぞれについて以下に詳しく説明します。

TOEIC Part 1~Part 7に合わせて単語を分類

『新TOEIC TEST 単語・フレーズで500点』は、TOEICテストに出題される単語を効率よく覚えるために、以下の4つの章に分けられています。

第1章:Part 1に頻出の単語(写真描写問題)

写真描写問題によく出る人間の動作や乗り物などに関係する単語・フレーズを学びます。

第2章:TOEIC全体に出題される単語

TOEIC全体で頻出する単語を、ホテル・レストラン、会社・人事など、分野ごとに学びます。

第3章:Part 5/Part 6に頻出の単語(単文・長文穴埋め問題)

単文・長文穴埋め問題によく出題される単語を、接続詞、比較、前置詞など、文法単元ごとに学びます。

第4章:Part 4/Part 7に頻出の単語(説明文・読解問題)

説明文や読解問題によく出てくる単語を、依頼・提案の表現、人物を描写する表現など、状況別に学びます。

多くのTOEIC単語教材は、TOEICスコア別に単語が並べていたり、アルファベット順に並べられていたり、何を基準に並べられているか分からなかったりします。

一方、『新TOEIC TEST 単語・フレーズで500点』は、

  • 今覚えている単語はテストのどのパートに出題される単語か
  • TOEICでスコアアップするには、何を意識して単語を覚えればいいのか

が分かります。

だから、教材に掲載されている順にガムシャラに単語を覚える教材よりも、英語学習のモチベーションを維持しやすく、覚えた単語をスコアアップにつなげやすくなっています。

丁寧な説明と使いやすい構成

単語数が500語だけなので、それぞれの単語について詳しい説明が書かれています。

以下の画像のように、左ページには英文が掲載されていて、右ページに日本語訳と単語・フレーズの説明が掲載されています。

新TOEIC TEST 単語・フレーズで500点

英文の下に日本語訳が書かれている教材では、自分の力で英文を訳しているときに日本語訳が目に入ってしまって、学習効果が半減してしまうことがあります。

この教材では、左右のページに分けて掲載されているので、英語から日本語、日本語から英語に訳す練習がしやすくなっています。

発音はカタカナ+アルファベットで記載

単語の発音は、カタカナとアルファベットの両方を使って記載されているので、単語を見ただけでは発音を想像できない初心者でも、だいたいの発音が分かるようになっています。

たとえば、「current」(現在の)という単語には「カレンt」と発音が書かれています。

すべてカタカナで書くと「カレント」なのですが、実際の発音では「t」の音はほとんど発音しないため、日本語式に「カレント」と発音するとネイティブには理解できません。

そこで苦肉の策として、「t」のような空気をはき出すだけの音はアルファベットで記載されています。

本来は発音記号を記載すれば済むことなのですが、英語初心者向けの単語教材なので、発音記号を読めない人でもだいたいの発音が分かるようにとの工夫ですね。

なお、カタカナ+アルファベットの記載は参考程度にしかならないので、付属のCDを使って正しい発音を確認してください。

リスニングCDはアメリカ英語とイギリス英語に対応

TOEICのリスニングセクションでは、アメリカ英語、イギリス英語、カナダ英語、オーストラリア英語の4種類が使用されています。

でも、日本で販売されている英語教材の多くには、アメリカ英語が収録されています。

アメリカ英語だけを聞いて勉強すると、発音がかなり違うイギリス英語などを聞き取ることが苦手になります。

そこで『新TOEIC TEST 単語・フレーズで500点』では、アメリカ英語、イギリス英語、カナダ英語、オーストラリア英語の4種類が収録されています

4カ国の国旗

本来は、アメリカ英語のリスニングを集中的に練習して、慣れてきたらイギリス英語のリスニングを練習するというように学習をすすめるべきです。

1つに集中した方が上達が早いし、「adjust」(調整する)はカナダの発音で覚え、「assign」(割り当てる)はイギリス発音で覚えるというような混乱がなくなるからです。

しかし、現にTOEICのリスニングでは4か国語が使われているため、初心者でもそれぞれの発音を聞き取ることに慣れる必要があるのです。

アキラ

4か国語を収録するというのは必要な対応だとは思う。

でも、すべての英文が4か国語で収録されてるのではなく、ユニット1はカナダ英語、ユニット2はアメリカ英語というように分けて収録されているから、それぞれの国の英語を聞き取る練習が少なくなってしまう。

TOEICの勉強をしているあなたには当然のことかもしれないが、リスニングはリスニング専用の教材を準備して練習することをおすすめする。

なお、音声CDには、見出し語と例文が収録されています。

TOEIC対策だけでなく、英語を話せるようになるための単語の覚え方としては、日本語音声を聞いて英語に訳すという瞬間英作文が効果的です。

『新TOEIC TEST 単語・フレーズで500点』には日本語音声が収録されていないのでこの練習ができません。

ですので、TOEICスコアアップだけでなく英会話もできるようになりたいなら(たいていの人はそうだと思いますが)、テキストに掲載されている日本語を瞬間的に英語に訳す練習をたっぷりすることをおすすめします。

そのための勉強法について詳しくは、『英会話の勉強法!独学3ステップ学習なら迷わずにペラペラになれる』を読んでください。

効果のある勉強法

折れ線グラフ

ここまで単語教材のレビューをしておきながら、こんなことを言うのはアレですが、英語を身に付けられるかどうかは、教材そのものよりも、教材の使い方(勉強法)の方が重要です。

正しい方法で勉強すれば、効率よく単語を覚えられるし、覚えた単語を必要なときにスッと思い出して、英会話で使いこなせるようになります。

一方、間違った方法で勉強すれば、効率が悪い上に、思い出すのに時間がかかってしまい、英会話のときに役に立ちません。

それにも関わらず、多くの教材では勉強法はあまり説明されていません。とても残念です。

『新TOEIC TEST 単語・フレーズで500点』では、「オススメ学習プラン」と題して以下の勉強法がさらりと紹介されています。

<STEP 1:知る>
1.【Check!】学習するUnitのテーマを確認し,例文をざっと読む(知っているもの,しらないものをチェック)
2.【Listen!】例文を確認してから,CDを聞く(1文ずつ)
3.【Read!】右ページで意味と解説をチェックする(1文ずつ)
Unit全てが終わるまで,2と3を繰り返す

<STEP 2:身につける>
1.【Repeat!】1つずつ例文を聞き,音声を真似てリピートする
2.【Say!】右ページの日本語訳をヒントに,英語を口に出す
言えない場合は,例文を何度か音読する。

<STEP 3:復習する>
1.【Review!】学習を開始する前に,全回のUnitの音声を聞き,英文スクリプトなしで理解できるかどうかをチェックする。理解できないものがあれば,何度か音読しておく。
(7ページより)

ざっくりとした説明ですが、英語学習のポイントがしっかりとおさえられています。

「TOEIC 500点は取れるようになったけど、せっかく覚えた単語を英会話のときに思い出せない」というような残念なことになりたくないなら、上記の方法を守って勉強してください。

なお、もっと詳しく単語の覚え方を知りたい場合は、『英語が口からポンポン出てくる!単語の覚え方6つのテクニック』を読んでください。

まとめ:TOEIC 500点を目指す人におすすめ

スマホを持った女性

『新TOEIC TEST 単語・フレーズで500点』は、TOEIC 500点レベルの単語・フレーズが集められているだけでなく、Part 1~Part 7に対応できるように工夫して作られた教材です。

『Duo 3.0』のような文字がギッシリと詰め込まれた中級者以上向けの教材とは違い、まだ英語学習に慣れていない人でも拒否反応を起こしにくいように、読みやすく作られています。

これからTOEIC 500点を目指す人の単語教材としておすすめします。

アキラ

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