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「can」の過去形は?正しい意味を伝える3つの使い分け

 2017/06/06 文法 この記事は約 9 分で読めます。
登山してガッツポーズする男

このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。


「can」の過去形って何でしょうね?

学校の授業では「could」って習います。

でも、英会話が得意な人が「『could』には別の意味があるんだよ」なんて言ったりするので困ってしまうんですよね。

学校の教科書が正しいのか、英会話が得意な人が正しいのか・・・

考える人形

こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。

今日は、「can」の過去形について説明します。

「can」の過去形=「could」だったら簡単なのですが、実は「could」には別の意味もあるし、「~できた」の別の言い方もあるので、そう簡単にはいきません。

そこで、この記事では「can」の使い方と、「can」の過去形について説明します。

「can」は中学1年で習う簡単な言葉ですが、使い方は意外に奥が深いので、この記事を読んで確実にマスターしてください。

「can」の使い方

黒板

「can」の過去形について説明する前に、「can」の使い方について復習しておきます。

なぜなら、「can」の使い方を理解した上で「can」の過去形について学ばなければ、「can」の過去形を正しく使いこなすことができないからです。


まず、「can」は助動詞なので「can」だけでは意味をなすことができず、以下のように動詞と一緒に使われます。

主語 + can + 動詞の原形

以下に例をあげますね。

My daughter can swim faster than her older brother.

娘は、彼女の兄よりも速く泳ぐことができます。

上の英文では、「swim」(泳ぐ)という動詞の前に「can」を使うことで「~できる」という意味を足しています。


なお、学校の英語の授業では、「can」の意味を「~できる」と習うので、「can=できる」というイメージがありますが、実は他にも意味があります。

「can」が表す意味は以下の3つです。

  1. 能力・可能:「~できる」
  2. 許可:「~してもよい」
  3. 推量・可能性:「~がありうる、~することがある」

上記の「can」の使い方について、1つずつ説明します。

能力・可能「~できる」

「能力・可能」を表す「can」は、以下のように「be動詞 + able to」(~できる)に置き換えることができます。

I can swim faster than my husband.

私は、夫より速く泳ぐことができます。

I am able to swim faster than my husband.

上の英文で、「can」は泳ぐ能力があること(~できる)を表しています。


ところで、英語では、助動詞を2つ並べて使うことはできません。

たとえば、「~できるでしょう」と言いたいときに、「can」(~できる)と「will」(~でしょう)」を組み合わせて「can will」と言うことはできません。

だから、「can」を「will」など他の助動詞と一緒に使いたい場合は「be able to」(~できる)を使います。

I will be able to go there tomorrow.

私は明日そこに行くことができます。

許可「~してもよい」

「can」は「~してもいい」という許可の意味を表すこともできます。

My name is Hiroshi, but you can call me “Hiro.”

私の名前はヒロシですが、「ヒロ」と呼んでもいいですよ。

「can」を疑問文で使うと、「~してもいいですか?」という許可を相手に求めることができます。

Can I close the window?

窓を閉めてもいいですか?

また、相手に動作を依頼するときにも使います。

Can you go shopping?

買い物に行ってくれませんか?

ナオ
英会話の本を見たら「Can you~?」も「Will you~?」も「~してもらえませんか」と載ってるけど、何が違うん?
アキラ
「can」には「可能」の意味があるやろ。
つまり、「Can you go shopping?」と言った場合、「あなたは買い物に行くことができますか?」という「できるかどうか」を聞く疑問文になるわけや。

それに対して「will」には「意思」という意味がある。
そやから、「Will you go shopping?」と言った場合、「あなたに買い物に行く意思はありますか?」という意味になる。

推量・可能性「~がありうる、~することがある」

「can」を肯定文で使うと可能性(~がありうる)を表します。

He can pass the exam.

彼は試験に合格する可能性があります。

否定文で使うと推量(~のはずがない)を表します。

It cannot be true!

それが本当のはずがない!

「can」の過去形

黒板に英語の文字

「can」の過去形としては、「could」、「was/were able to」、「managed to」を使うことができます。

「could/was(were) able to」を使う場合

以下の2つの条件を両方とも満たすときは、「could」または「was/were able to」を使います。

  1. 「~できた」という意味のとき。
  2. 過去にその動作・行為を行う能力があったとき。

I could play the piano when I was ten years old.

私は10歳のときピアノを弾くことができました。

I was able to run faster when I was younger.

若いときは、もっと速く走ることができました。

ただし、何かを1度だけできたときには「could」は使えないので「was/were able to」を使いましょう。

「was/were able to」を使う場合

過去に1度だけその動作・行為を行うことができた場合は、「could」を使うことができません。
その代わりに「was / were able to」を使います。

I was able to get the train this morning.

私は今朝、電車に乗ることができました。

I was finally able to unlock the door.

私はついに、ドアの鍵を開けることができました。

「manage to」を使う場合

「could」や「was / were able to」とは別に、「managed to」も「can」の過去形として使える場合があります。

「manage to」は「なんとか~する」という意味があるので、過去形にすると「なんとか~した」という意味になります。

My daughter managed to eat three bowls of rice in five minutes.

娘は、5分で3杯のご飯をなんとか食べることができました。

My son managed to finish his homework in one day.

息子は、何とか宿題を1日で終えることができました。

否定文の場合

「~することができなかった」という否定を表すときは、「could」と「was / were able to」のどちらでも使うことができます。

He couldn’t attend the meeting yesterday.

彼は昨日、会議に出席することができませんでした。

上の英文は、下のように「wasn’t able to」を使って言い換えることもできます。

He wasn’t able to attend the meeting yesterday.

「could」の特殊な使い方

黒板と虫眼鏡

「could」は「can」の過去形「できた」という意味以外でも使うことができます。

「can」の丁寧な言い方

許可「~してもよい」の意味で使う場合、「can」を「could」に変えると丁寧な表現になります。

以下に例をあげます。

Can you take a picture of me?

私の写真を撮ってもらえる?

上の英文で使われている「can」を「could」に変えると、丁寧な表現に変わります。

Could you take a picture of me?

私の写真を撮っていただけますか?

この用法では、「could」を使っていても過去の意味にはならないので注意してください。

「~しようと思えばできる」という意味

「could」には、「~しようと思えばできる(でも、しない)」という意味もあります。
これを仮定法と言います。

以下に例をあげます。

I’m starving. I could eat a horse.

腹ぺこだよ。馬1頭でも食べられそうだ。

※「starve」=飢える

I could do it.

やろうと思えばできるんだよ(でもしない)。

「can」の過去形を英会話で使いこなすには

右手と電球の絵

「can」の過去形について理解してもらえましたか?

単純に「could」を使えばいいというものではなく、「manage to」や「be動詞 + able to」など状況に応じて使い分ける必要があるので、しっかりと覚えておいてください。

「can」の過去形を英会話で使いこなすには

このような文法は、頭で理解すれば筆記試験では解答できますが、英会話のときに使いこなせるようにはなりません。

覚えた文法を英会話で使いこなすには、そのための専用の勉強が必要です。

自由に英語を話せるようになる勉強法については、メール講座で説明しています。

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